99%のリミッター

本日、1期生は啓明高校、葵陵高校のトレーニングマッチに続き、緑岡高校と練習試合を行いました。

高校2年生が中2と練習試合をしてくれるだけでも大変有り難いことです。

しかも最後まで手を抜かずに闘ってもらえたので、とても良い勉強となったと思います。

緑岡高校の選手は、相手を問わず全力で闘う姿勢を貫く素晴らしいチームだと思いました。

一方、こちらは、年上だから負けても仕方ないとか、言い訳を付けて試合に臨むことは相手に失礼である。

それ以上に、どうにかして勝とうと選手同士知恵を出し合い、ゲキを飛ばし合い戦わなければ、この試合自体、今までの練習自体が全て無駄な時間となります。

親からは決して安くないトレーニング費用を毎月出してもらい、わざわざ遠くから電車や車に乗ってやってくる。

クラブの練習というのは、これら一つでも自分(選手)の力ではできなく、両親のサポート(スポンサー)が必須となります。

だから、常に両親に感謝し、日々の練習は全力でやるべきだし、その成果を出すのが週末の試合であります。

ここで全てを出し切らなければプロどころかサッカー選手としても、人間としても決して成長しません。

高校生と試合する理由は、100%以上の力で勝ちに行くからこそ、結果負けたとしても、そこから得られるモノが100%以上であり、大きく成長します。

スペインやヨーロッパでは1日2時間、週3回のトレーニングで、週末30分✖️2本の1試合しかありません。

それでも、ワールドクラスの選手が輩出されるのは、毎日のトレーニングで120%、1試合では200%のパワーでやるからです。

選手には試合数が足りないのではなく、1試合で出すパワーを分散させて、長くやろうと制御するメンタリティに問題があるかと思います。

30分だけでも全力で闘い、自ら交代する選手の方がカッコいいし、必ず成長すると思います。

自分自身でそのリミッターを外せるかどうかが来年の進路に大きく変わります。

改めまして、緑岡高校の皆さんありがとうございました。