ホーム&アウェイ

ホーム&アウェイ

U-14選手権は、30度を超える猛暑の中、vs バルツォさんと対戦。
4-1と勝利をものにしました。
しかし、未だ意識の部分は低く思いました。
試合はいつから始まっているのか?
ホイッスルが鳴ってから?鳴る前?いつ?
不利な状況をいかに有利に変えるか?
日本にはホーム&アウェーの試合方式がなく、ホームの有利、アウェイの不利を学べない。
海外のアウェイでの試合は、観客の猛烈な野次や、レフェリーの不公平な判定、時には物やツバを吐きかけられたり、拡声器での個人的な罵声、サポーターの暴動など、凡ゆる障害が待ち受けます。
地区リーグの試合であれ、警察官が試合会場に配置されます。
だから、アウェイで勝つのはとても大変な事なのです。
観客の雰囲気、ピッチ状態の確認、その試合の審判の顔は勿論、性格や特徴など選手一人ひとりが、当たり前のように把握している。
試合前に凡ゆる情報を集め、戦い方を考える。
不利な状況を少しでも有利に変えるために。
そして、試合後のクールダウン、次の対戦相手を自分達で分析して話し合うのは当然である。
食事内容や飲み物なども、試合の数日前から気を遣っている。
スペインはジュニア年代からこうした意識でサッカーに取り組んでいます。
今日の行動を見ても、技術以上に意識の差がありすぎるのが残念でした。
皆はどこを目指しているのか…
百聞は一見に如かず。
海外に出て学ぶ事が必要と思う、今日の試合からでした。