スペイン遠征に向けて

スペイン遠征に向けて

昨日、夏休みにジュノー塾で行ったテスト結果を見て、安心できる子や少し不安な子もいましたが、成果は出ています!この調子でいきましょう。
さて、1期生は来年春休みに社会勉強を兼ねた、最後のスペイン遠征に行きます。

スペイン遠征の最大の目的は、日常生活の常識・非常識を文化の違いから体験してもらうことです。
日本の常識は海外では非常識だったり、スペインの常識は日本では非常識だったりします。
日常のあいさつ一つにしても、スペインではどんな感じなのか。
例えば、お店に入り日本では店員がいらっしゃいませと言うだけですが、スペインでは普通にこんにちはと客からもあいさつします。
店員が何か作業していたら注文を待ったり、店員と客は対人間の対等な関係が存在します。
更に、日本が考える子供の自立と、スペインの自立も違います。
日本では気を遣ったり、言われた事をしっかりとこなす事が大切でありますが、スペインでは準備も片付けも大人がして、子供は大人に対しても平気で意見を述べます。
子供は自分のやりたいことをやり、ある意味ワガママに映りますが、主役は子供であり、大人はサポーターという位置付けにあります。だから子供は自分の意思を持って正しいと思う事は、それが誰であれしっかりと相手に伝える事が求められます。
自分の意思を持って、しっかり相手に伝え責任持って行動する事がいわゆる自立と考えます。
どちらが正解ではなく、それをどう感じて捉え、今後自分はどうあるべきかを考えるのが今回のスペイン遠征の目的であります。

世界中で行われているサッカーは、ルールは同じだけど、異なるサッカー文化が各地にあります。
もはやサッカーは社会の縮図であり、人間形成の場でもあります。
従って、サッカーという共通スポーツを通じ、より文化の違いを意識する事ができると思います。

本やテレビでは得る事ができない貴重な体験がそこにはあります。

だからサッカーは世界一人気あるスポーツなのですね。