スペイン遠征最終日:アトレティコ・マドリッド戦

スペイン遠征最終日:アトレティコ・マドリッド戦

今回のメインともいえる一戦、アトレティコ・マドリッドU-14(infantil A)との闘い。

日本人の方が上手いし、内容が良かったけど、1点差で負けてしまった。。
そんな日本の試合を今まで何度も見てきた。

だから、今回は絶対に日本人がスペインのチームに勝つ事を考えてきました。
ただ、我武者羅にやるのではなく、勝つ為に考え、闘う準備を心掛けました。

更に敵はスペインの名門クラブなので、申し分無い相手。

トレーニングマッチという事、更に日本の無名な街クラブなので、舐めてかかってきたのも追い風となりました。

とにかく、真っ向勝負を仕掛け、一歩も引かず攻め続けた。
ルーズボール、空中戦の勝負も全て勝ちに拘った。選手達は本当によく走りきったと思う。

気が付けば、前半2-0と折り返す事ができました。
後半は、相手も本気モードで襲ってきて、徐々に押し返され失点しました。しかし、逆にジュノーは更に加速し攻め続けたところで、結果2-1で勝つ事ができました。

公式には残らない記録だけれど、ジュノーの選手達や、自分の記憶に深く刻まれた試合でした。

ジュノーよりも技術の高いクラブは日本にゴマンとある。
だから、日本人でも十分闘えること、日本人の技術は世界に通用することなど少しでも証明できた事で、もっと多くの選手が世界に挑戦して欲しいと思いました。

今回のスペイン遠征のテーマは、目的を達成する為に、何を考え、何をすべきかでした。

リスクはあったものの、自分達で全て行動させた事で、色々な事を体験し、考え、身に付いた、内容の濃い遠征だったと思います。
そして、嬉しい出会いも沢山ありました。

また、スペイン遠征に至るまで、途中色々とゴタゴタもありましたが、スペイン遠征に送り出してくださった保護者の方々には、最後までご理解を頂き感謝致します。
明日早朝に帰国します。

最後に、選手達が勢いで、どっさり買ったお土産を見ても怒らないでください。

スペイン遠征(オフ日)

スペイン遠征(オフ日)

本日はオフ日です。

スペインの朝は遅く、食事など全体的に日本より3-4時間遅れての食事となります。
従って、お昼もお店が開くのが大体13:00から、夜はレストランなど20:30からというところもあります。

時間をかけてゆっくり人生を楽しむといった生活スタンスなので、食事、バカンスなど楽しむことにはとことん時間を費やします。
ただ、無駄な事には時間を費やさない。徹底して効率を求めます。
従って、食事する時など、予め食べたいものを決めてからメニューを見て決める。
だから決める時間も早い。
日本人はメニューを見ながらあれこれ想像し、注文するまでに楽しむという、プロセスがあるので決めるのが遅い。

サッカーも、相手を崩すプロセスを楽しむ日本。
スペインはゴールするのを楽しむ為に、最短でゴールを目指します。
こうした目的と、日常の時間の使い方の違いから、試合展開のスピード感も違います。
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ただ、どちらも良し悪しがあり、どちらが自分(国民性)にあっているかが大切だと思います。
本日のテーマ[自分がやりたい事を考えて、時間内に実行する。]

今日はそんな1日にしょうと自由行動にしました。
レアルスタジアムから解散し、初めて乗る地下鉄で切符を買うのも四苦八苦。
勿論、通訳も誰も助けはないので、乗り換えや、降りる駅など、自分達で考えて切符を買っていました。

街中を歩き回り、昼食も自ら注文して、買い物もして、知らない人と写真撮ったり、話しかけられたり、値段交渉したり、道を聞いたり、コインランドリー行ったり…全て自分達で決めて行動していました。
心成しか、一人ひとりが逞しく見えてきました。

明日は、世界の名門クラブ、アトレティコ・マドリッドと対戦。
ジュノーとして、どこまでやれるかではなく、日本人として絶対勝ちに行きます。

マドリッド杯(3日目)

マドリッド杯(3日目)


マドリッド杯(3日目)
本日、モラタラスとの試合は、2-0で勝利する事ができました。
1勝1敗1引き分けで、6チーム中、5位の成績で大会は終えました。
結果を出す事の大切さ、難しさを、夜に行われたアルコルコンの試合(スペイン2部リーグ)を観て、改めて理解できたと思いました。
90分間、数メートル目の前で繰り広げられる、格闘技の様な試合。
遠く離れた場所から1部リーグを観戦するより、強烈に脳裏に焼きつく試合だった。
ボールを持って1-2秒内で、どこにいても襲いかかってくる。
その中で、ドリブル、パス回しなどの判断力は、スペインサッカーの真髄を観た気がしました。
1部リーグで行われる華麗なドリブルやパス回しは、こうした[闘う]環境から生まれたものであり、練習だけでは決して作り出すことはできないと思います。
たった1週間海外にきたところで技術やフィジカルは変わるわけがない。
しかし、最も大切なサッカー=闘う事を理解するだけでも、その後のトレーニングに大きく影響を与えます。

土曜日はオフで、日曜日はアトレティコ・マドリッドとトレーニングマッチです。
勿論、相手ホームでの闘いだけど、結果を出す事が目的です。
学びにいくのではなく、勝ちに行きます。しかし、ただ、ガムシャラに行っても勝てない。
どうしたら勝てるかを考え、プレーで出せる様にしたいですね。

午前中の練習でまた、3期生のヒデトに会いました。
彼も少しでも印象を残そうと、短期留学(ラージョ・バジェカーノ)で日々闘っています!
あと、数日だけど頑張れ!

マドリッド杯(2戦目)ラージョ・バジェカーノ

マドリッド杯(2戦目)ラージョ・バジェカーノ

大会2戦目
対ラージョ・バジェカーノ
0-2で負けてしまいました。
幾度かのチャンスがポストに阻まれるなど、内容で勝って、試合に負ける。
日本らしい敗戦でした。
スペインにわざわざ良い試合をしに来たわけでなく、勝って結果を残しに来ました。
しかし、勝つ事への拘り、一点の重みなど海外の選手はよりその拘りが強い。
時間、審判、観客…勝つ為に、凡ゆるモノを上手く利用します。

負けは全て監督の責任。
勝ちは選手のおかげ。

明日は、モラタラス戦。
チーム一丸となり、必ず1勝して大会を締めくくりたいです。

マドリッド杯(初戦)

マドリッド杯(初戦)

マドリッド杯(初戦)
Fuenlabrada との初戦は1-1の引き分けでした。
先制して、その後も幾度かチャンスを作りましたが決めきれず、セットプレーで追いつかれました。。
しかし、相手監督がキレて審判と喧嘩するほど、こちらは闘えていた試合でした。
明日は大会優勝候補のラージョ・バジェカーノ。
レアル・マドリッドやアトレティコ・マドリッドがいるリーグ戦で首位に立つ、スペインの強豪クラブ。
予選を突破するには勝ちに行くしかない。
日本の町クラブが、リーガの下部組織と闘ってきます。

スペイン遠征 出発!!

スペイン遠征 出発!!

いよいよ、スペイン遠征に出発です!
内原駅を出発する際、保護者の皆様に抱負を述べ、無事成田空港に到着。
手続きを終え、いよいよ旅立ちます。
現地の様子は随時ブログにてUPしていきたいと思います。
たくさんの経験をして、大きくなって帰ってきてほしいですね!

スペイン留学

スペイン留学

今日の夜、成田空港にレントとカナリクのスペイン留学の見送りに行きました。

留学先は、マドリッド州1部リーグに所属する、日本ではあまり名を聞かないラージョ・バジェカーノというクラブ。
レアル・マドリッド、アトレティコ・マドリッド、ラージョ・バジェカーノの3強の1つ。
分かり易く日本のクラブに例えるなら、関東のJリーグ下部組織、上位3チームに練習参加する感じです。
下は小学4年生から、中学3年まで、もはや国内旅行に行く感覚であっという間に手続きを終えて旅立ってしまいました。

何を感じ、何を学ぶのか…海外では誰も何も教えてはくれない。恥ずかしさ、怖さを克服し、自ら挑戦した者が大きな成長を得られる海外留学。
2週間後、この2人がどれだけ成長したかが楽しみです!